【ウェビナー】『「映像」を用いたエスノグラフィーによるサービスやプロダクト開発の可能性』開催のご案内

ANKR DESIGN
2022-12-01

12月8日(木)19:00から『「映像」を用いたエスノグラフィーによるサービスやプロダクト開発の可能性』を開催させていただきます。

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スマートフォンが普及した現代において、「映像を撮影する」ということは私たちにとってより身近な行為になりました。今回はそんな「映像」に焦点を当てた、「映像を用いたエスノグラフィー」という調査手法が持つ可能性について、特にサービスやプロダクト開発の文脈と結びつけながらお話しします。

エスノグラフィーとは、元々人類学を発端にする質的な調査手法の1つでしたが、問題を抱えている当事者がどう振る舞い・感じているのかということをデザイナー側が知ることを可能にするという理由からプロダクトやサービスのデザインにも応用されてきました。エスノグラフィーの中でも、特に「映像を用いたエスノグラフィー」は撮影した映像を「記録映像」としてではなく、「対話を媒介するもの」として扱って調査を行います。そうすることで、参加者自身も知らなかった暗黙的な要素を調査する手法として、海外のアカデミアでは議論が行われています。

アンカーデザイン幅田は大学院で、複数の異なる立場のステークホルダーが関係する状況において、解くべき適切な課題を発見するためのデザイン手法を研究していました。その際に「映像を用いたエスノグラフィー」を実践の中に取り入れ、調査手法としての可能性を実感しました。そして、この手法はサービスやプロダクト開発の文脈においても積極的に活用できる可能性を持つものだと考え、その可能性を検討することにしました。一方で、この手法をプロダクトやサービスに応用するための議論はほとんどされておらず、「どのような場面」で「どのように用いる」ことで「どういった効果をもたらす」のかということが不明瞭であるという疑問も残ると考えます。

このような背景から、約1ヶ月の間、デンマークにあるオーフス大学 映像人類学修士課程に在学中の牛丸維人さんと共に「映像を用いたエスノグラフィー」について、デザインと人類学の双方の視点から国内外の既存文献や事例の調査・議論を重ねてきました。今回は、その議論から見えてきた可能性についてオンラインイベントという形でみなさんに共有させていただきます。このイベントをきっかけに「映像を用いたエスノグラフィー」に興味を持ってくださる方がいらっしゃれば幸いです。

【開催概要】

日時:2022年12月8日(木)19:00–20:30

場所:Zoom(申込いただいた方に後日URLを共有いたします)

参加:無料

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【当日の流れ】

イントロダクション

エスノグラフィーとは?

映像を用いたエスノグラフィーとは?

ケーススタディの紹介

サービスやプロダクト開発における可能性

質疑応答

【本イベントはこのような方におすすめです】

企業のR&D部門などで新たなデザイン手法を取り入れたい方

サービスやプロダクトを作ることに関わっている方

インタビュー以外の質的な調査方法について知りたい方

デザインだけではなく人類学の視点も知りたい方

【登壇者プロフィール】

幅田悠斗

アンカーデザイン株式会社 デザインリサーチャー。北海道札幌市出身。筑波大学 理工学群応用理工学類卒業。情報科学芸術大学院大学[IAMAS] メディア表現研究科メディア表現専攻修了。様々なプロジェクトにおいてリサーチ活動やプロトタイピング、サービスデザインを行う。人ともの・人同士の関係性に埋没する要素を発見して、デザインへ応用することに関心を持つ。

牛丸維人

オーフス大学 映像人類学修士課程在学中。岐阜県飛騨高山出身。リクルートにて大規模メディアの事業企画に携わったのち、映像人類学の修士課程に進学。フィリピン北部の視覚障害者コミュニティで半年間の映像人類学的調査を実施。並行して日本企業と連携してデザインリサーチ、エスノグラフィーや映像にヒントを得た手法開発などを行う。

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